腰方形筋

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野球選手のための解剖学シリーズ!

今回は、『腰方形筋』について共有していきます。

 

 

起始・停止・神経支配

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起始

  • 腸骨稜の後面 

停止

  • 第12肋骨の下縁
  • Th12の横突起
  • L1~4の肋骨突起

神経支配

  • 腰神経叢(Th12~L3)

 

作用

筋機能の特徴
  • 胸郭が固定された場合、骨盤の挙上に作用する
  • 骨盤が固定された場合、体幹の側屈に作用する
  • 両側同時に作用した場合、体幹の伸展に作用する 

 

筋連結

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横隔膜 ↔ 腸腰筋、腰方形筋 ↔ 恥骨筋、長・短内転筋、大内転筋

 

 

野球との接点

 筋筋膜性腰痛

  • 腰方形筋が原因となる筋筋膜性腰痛では、第12肋骨付着部を中心としたストレッチングで軽快するケースが多い

 

解剖学を学んでおいた方がよい理由