マッスルエナジーテクニック治療

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マッスルエナジーテクニックとは?

 

 

マッスルエナジーテクニック治療

  • 患者の手足の抵抗が感じられる点、すなわち最終域感を感じる位置まで動かす

 

  • それは、治療しようとしている患部における最終域感を感じるわずか手前の位置まで柔らかくする場合、特にこれらの組織が慢性期にある場合、患者にとってより快適な状態にすることができる

 

  • 施術者によって加えられる抵抗に対しておよそ10~20%の筋力を発揮して、治療すべき筋または拮抗筋を等尺性収縮するよう指示する

 

  • アプローチの方法が等尺性収縮後弛緩(PIR)である場合、患者は主動作筋を使用する

 

  • そして、硬くて短縮した組織を直接リリースする

 

  • マッスルエナジーテクニックの相反抑制(RI)を用いる場合、患者には拮抗筋を等尺性収縮するよう指示する

 

  • これは硬くて短縮した組織として分類された拮抗筋とは反対の筋群(主動作筋)において市観光課を発揮する

 

  • 等尺性収縮をゆっくり行い、10~12秒間持続させ、治療されている部位の疼痛が生じないように指示する

 

  • この収縮は、筋紡錘から錘内線維に影響を与え、ゴルジ腱器官に負荷を与えるために必要な時間である

 

  • これは、筋紡錘からの影響を無効にする効果があり、筋緊張を抑制する

 

  • これにより、施術者は最小限の労力で患部を新しい位置へ持っていけるようになる

 

  • 収縮により不快感や緊張を引き起こさないようにすべきである

 

  • 深呼吸して完全にリラックスするように指示し、施術者は過緊張の筋を伸張する特定の関節を新しい位置に他動的に動かし、関節可動域を正常化する

 

  • 等尺性収縮後弛緩を誘発する等尺性収縮後、15~30秒の弛緩期間がある

 

  • この期間は組織を新しい安静時長に伸張するのに最適な期間になる

 

  • それ以上進行しなくなるまでこの過程を繰り返し(通常3~4回)、最後の静止位置にておよそ25~30秒保持する

 

  • 25~30秒の期間は神経系がこの新しい静止位置にロックするのに十分な時間であると考えらえる

 

  • このタイプのテクニックは、硬く短縮した軟部組織において緊張を緩和し、弛緩させるのに優れている

 

  • 相反抑制により、約20秒の不応期(安静時上体の回復に必要な短い期間)が生じる

 

  • しかしながら、相反抑制は等尺性収縮後弛緩よりも万能でも強力ではないと考えられている

 

  • 主動作筋の使用は痛みまたは損傷のために、時には不適切となるため、施術者は両方のアプローチを使い分ける必要がある

 

  • マッスルエナジーテクニックで使用される力は最小限なので、障害または組織損傷の危険性が軽減される

 

 

マッスルエナジーテクニック治療の方法

最終域感を感じる位置(制限バリア)

  • 最終域感のポイントまたは制限バリアは、施術者の触診する手や手指によって抵抗が最初に感じられたときに生じる

 

  • 繰り返し練習して経験を積むことにより、施術者は患部が緩やかに最終域感を感じる位置まで、軟部組織の抵抗を触知することができる

 

  • この最終域感を感じる位置は伸張の位置ではなく、伸張の直前の位置である

 

  • 施術者はストレッチが生じたと感じる時に、その違いを感じるべきで、患者からの反応を待つべきである

 

 

急性期および慢性期

  • マッスルエナジーテクニックで治療される軟部組織の状態は、一般的に急性期または慢性期のいずれかに分類され、何らかの形の緊張または外傷を有する組織に関連する傾向がある

 

  • マッスルエナジーテクニックは急性期および慢性期の両方において使用することができる

 

  • 急性期とは、痛みやスパズムあるいは3~4週間以内に生じた深刻な症状を含む

 

  • マッスルエナジーテクニックのどの方法が適しているかは、病期で判断する

 

  • 発症から時間が経過し、明らかに急性期でないものを慢性期とみなす

 

  • 提示された状態が比較的急性期であると感じるならば、等尺性収縮は最終域感を感じる位置で行う

 

  • 患者に筋を10秒間等尺性収縮させた後、施術者は新しく最終域感を感じる位置を常に意識して患部を進めていく

 

  • 慢性期の状態では、等尺性収縮は最終域感を感じる位置の直前の位置から始める

 

  • 患者に筋を10秒間等尺性収縮させた後、施術者は最終域感を感じる位置を通り、特定の部位を新しい位置まで進めることを奨励される

 

 

PIRとRIの比較

  • 患者にどのくらいの痛みがあるのかによって、一般的にどの方法を最初に適用するかを決定する

 

  • 等尺性収縮後弛緩法は通常、短縮し硬いと分類される筋のために選択されるテクニックである

 

  • これらの筋は、リリースと弛緩の過程で最初に収縮するからだ

 

  • しかしながら、しばしば患者は主動作筋すなわち短縮した組織が収縮した時に不快感を覚えることがある

 

  • この場合、反対の拮抗筋を収縮させるほうがより適切であるように考えられる

 

  • それは、患者の痛みの近くを低下させ、痛みを伴う組織を弛緩させるからである

 

  • したがって、通常は痛みがない拮抗筋を使用した相反抑制の使用は、主に短縮した組織に痛みが増強される場合に第一選択となる

 

  • 患者の初期の痛みが適切な治療によって軽減したとき、等尺性収縮後弛緩法を組み込むことができる

 

  • 等尺性収縮後弛緩法は相反抑制と対照的に、硬く短縮した組織の等尺性収縮を用いる

 

  • 最良のアプローチを決定する主な要因は、敏感である組織が急性期か慢性期どうかによる

 

 

 

参考文献

骨盤と仙腸関節の機能解剖 骨盤帯を整えるリアラインアプローチ(医道の日本社 John Gibbons)