スーパーフィッシャルバックライン
今回はアナトミートレイン、スーパーフィッシャルバックラインについて共有していきます!
スーパーフィッシャルバックライン(SBL):浅後線の経路
概観
- 足底から頭頂まで人体の後面全体を結ぶライン
- 足趾から膝窩、そして膝窩から眉までの2部からなる
- 起立時のように膝を伸展すると、浅後線は1本に統合された筋筋膜の連続線として作用する
姿勢機能
- 完全な伸展状態に維持し、前方に屈曲する傾向を防ぐことにある
- 日常的な姿勢機能には、収縮速度が遅く、持続的収縮性の高い筋繊維が多くなければならない
- 恒常的な姿勢機能には、強靭な筋膜層と筋膜帯が必要である
- アキレス腱、ハムストリングス、仙結節靭帯、胸腰筋膜、脊柱起立筋などがこれに相当する
運動機能
- 伸展と過伸展を引き起こすことにある
- 生後約1年の各発達段階において、子供が直立安定性を獲得するにつれて、浅後線の筋は子供の頭を胎児性の屈曲状態から持ち上げる
- 次第に眼や身体の他の部分を使って達成される
アナトミートレインとは
7つの路線
①スーパーフィッシャルバックライン
足底から頭頂まで人体の後面全体を結ぶライン
②スーパーフィッシャルフロントライン
足先から頭蓋側面までの前身の前面を結合するライン
③ラテラルライン
身体の両側を走るライン
④スパイラルライン
人体を螺旋状に取り巻くライン
⑤アームライン
1.ディープフロントアームライン
上肢前面の深いライン
2.スーパーフィッシャルフロントアームライン
上肢前面の浅いライン
3.ディープバックアームライン
上肢後面の深いライン
4.スーパーフィッシャルバックアームライン
上肢後面の浅いライン
⑥ファンクショナルライン
体幹表面を通って対側の骨盤と下肢へ行くライン
⑦ディープフロントライン
人体の筋筋膜線の中心軸をなすライン