野球選手が解剖学を学んでおいた方がよい2つの理由 意識性の原則・全身の連動性
野球選手が解剖学を学んでおいた方がよい2つの理由
- 意識性の原則により筋トレの効果に差が出る
- 全身の連動を意識することができる
意識性の原則
上腕二頭筋が動作を行っていることに意識を集中してトレーニングした場合と、ダンベルを上げることだけに意識を向けてトレーニングした場合を比較しました。
その結果、上腕二頭筋に意識を集中してトレーニングした方が上腕二頭筋の活動が大きかった、と報告されています(英国心理学会会議)。
これは、トレーニング原則の一つである『意識性の原則』のことです。
筋肉の位置や作用などを意識することで筋繊維の動員が大きくなり、より多くの刺激を筋肉に与えることができます。
具体的な方法として、鏡を見てフォームを確認しながら筋肉を意識してトレーニングをする、トレーニング前に狙っている筋肉を叩いて意識をするなどがあります。
全身の連動を意識することができる
もうひとつの理由として、筋肉の繋がりを意識することで全身を連動させるときのヒントになります。
例えば、バッティングの時、身体を捩る動きではどこに力を入れていますか。
具体的には、腹斜筋が主に働きます。筋肉の繋がりを考えると、大殿筋やハムストリングスなど下肢との繋がり、前鋸筋や菱形筋など上肢との繋がりがあります。
それらの筋肉を意識することで、より連動した動きができるようになると思います。
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